賞について

ハープソン Hokkaido 2024では5つの賞を授与することにしています。

  • 最優秀賞

ハープソン実施で、最も多くの種類数の記録をしたチームに送ります。実質上の「優勝」です。

  • アオダイ賞

一昨年の「ニホンカナヘビ賞」、昨年の「エゾサンショウウオ賞」に続き、「アオダイ賞」を設けます。これは、アオダイショウの生息地の確認促進のため、アオダイショウをより多くのエリアで確認した方に贈る賞です。今後は毎年対象種を変えて行く予定です。大事なことなのでもう一度。2024年度は「アオダイショウ」が対象です!

  • 写真賞(中島宏章賞)

ハープソンでは、種類の確認のために各種の撮影をしてもらいますが、せっかくなので、その写真についても賞を設けています。野生動物写真家の中島宏章氏による「中島宏章賞」を選考します。

写真賞に応募したい方は調査期間中の両生類・爬虫類の写真で、特に自信のある写真を1枚を選び、
宛てにプリントしたもの(2L以上A4以下)、もしくはデータをDVD等に入れてご送付ください。(あまり大容量の画像でなければ、メールで送付も可)

メールでの送付希望者は、GigaFile便firestrageなどのファイルストレージサービスを用いて、送ってください。メールにそのまま添付されますと、事務局のメールボックスがパンクする恐れがありますので、なるべくメールでの直接添付は避けるようにお願い致します。

メールアドレスはこちらです

  • 最多エリア調査賞(ばいかだ賞)

期間中に「最も多くのエリアで調査を行った」チームに授与します。功労賞ともいうべき賞です。初代北海道爬虫両棲類研究会会長のニックネームのついた賞です。

  • Booby3賞

確認種数が下位から3番目のチームに贈られます。詳細は実施の流れに書きますので、ご参考下さい。なかなか狙って受賞できる賞ではありません。逆に言うと、初めての調査で種数があまり確認できなかった方でも受賞できる可能性のある賞とも言えます。

最優秀賞受賞者には記念品と賞状を授与します(その他の賞では賞状の授与)。2025年1月開催予定の研究会の大会に参加される場合には表彰式も行います。

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あまり爬虫類や両生類がわからない方へ
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実施後の報告の流れ
費用
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参考

あまり爬虫類や両生類の種類がわからない方へ

※希望者には先着5名まで、「北海道爬虫類両生類ハンディ図鑑」の無料貸出を行います。 事前にご連絡ください。同定や生き物を探す参考にしてください。(次年度以降にも使用しますので、 ハープソン終了後は速やかにご返送ください)

連絡先はこちらです。

  • 北海道に住む両生類(9種)

サンショウウオ(2種)
・キタサンショウウオ ・エゾサンショウウオ

カエル(7種)
・エゾアカガエル ・ニホンアマガエル
・アズマヒキガエル(国内外来種) ・ウシガエル(外来種) ・ツチガエル(国内外来種)
・トウキョウダルマガエル(国内外来種) ・トノサマガエル(国内外来種)

  • 北海道に住む爬虫類(10種)

トカゲ(3種)
・ニホンカナヘビ ・コモチカナヘビ ・ヒガシニホントカゲ

ヘビ(5種)
・アオダイショウ ・シマヘビ ・ジムグリ
・シロマダラ ・ニホンマムシ

カメ(2種)
・ミシシッピアカミミガメ(外来種)
・クサガメ(外来種)

※この他にも、移入されている生き物もいるかもしれません。 移入種に関しては、詳しくは「北海道ブルーリスト」をごらんください。

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調査・競技としてのルール

  • ルール

参加はチーム制で、1名以上から構成可能です。北海道爬虫両棲類研究会の会員でない方も参加可能です。また、希望者による写真賞への応募もあります。

参加には事前登録は必要ありませんが、X(旧twitter)やBluesky、FacebookなどSNSで「随時報告」で参加したい場合は、事前に
①アカウント名
②氏名
③連絡先(メールや住所等)
④公開名(アカウントや任意のチーム名など)
こちらにメール等でお伝え下さい。

また、iNaturalistで北海道の両生類、爬虫類に記録されるデータも収集します(この場合は投稿者は賞レースには参加できませんのでご注意ください)。

その他、様式(ダウンロードページ)をご覧ください。

4月1日~9月15日までの期間で、北海道内で観察した爬虫類両生類の種数を競います。(参加できない日はお休みで構いません。期間内自由な日程で行なってください)

種類の確認は原則、写真撮影でお願いいたします(スマホ・携帯などでの撮影でも可)。また、カエルに関しては鳴き声を収めた音声ファイルも可とします。(ただし、トウキョウダルマガエルとトノサマガエルのように声が類似したものでは、識別できない場合は参考記録になる可能性があります)
撮影や録音によって種が確認できるものを正式記録として扱います。正確な調査記録の収集を目的としているため、ご理解くださいますようお願いいたします。写真が撮れない時や、声(カエルなど)を聞いただけの確認の場合は参考記録とします。(写真の撮れる人とチームを組んでいるとたくさん記録できるかも!)参考記録も重要な記録ですので、競技記録にはカウントされませんが結果を教えてくださると嬉しいです。

野生化した移入種も種数としてカウントします。しかし、飼育されている個体はカウントしされませんのでご注意ください。

1チームの人員を分割し、同時に別地点で行動しないようにしてください。安全確保が難しくなる可能性があることや、競技としての部分で大きな不公平が起こらないようにするためですのでご理解ください。分割してしまった場合は、別チームとして報告いただければと思います。

競技的な側面もありますが、真剣勝負ではありません。熱くなり過ぎず、気楽にご参加ください。

開催期間(4月1日~9月15日)中、それぞれのチームはチームごとに、好きな場所での行動になりますので、当日、ハープソン参加者が全員で集合することはありません。好きな時間帯で調査してください。

バラバラに調査する性質上、みんなでこぞってワーッと盛り上がるというイベントではありませんが、X(twitter)やBluesky、Facebookをご利用の方はタグ、 #herpthon を利用してご投稿いただければ、臨場感を楽しむことも出来ると思います。Xへ#herpthonタグの投稿を見られるリンクはこちらにあります。開催期にこちらをご覧になって臨場感をお楽しみください。

  • 調査

参加者は原則として北海道の爬虫類・両生類の生息調査を兼ねて参加して頂きます。参加者は、確認種の写真や音声ファイルを結果報告に添付ください。

確認種の写真は、

宛てにメール送付、もしくは

宛てにプリントしたもの、もしくはデータをDVD等に入れてご送付ください。(X(旧twitter)やBluesky、FacebookなどのSNSによる投稿にて写真の発送にかえることも可能です)
また、firestorageGigaFile便等のファイルストレージサービスも多数の写真を送る際には便利です。
写真により主観的判断による誤同定を減らし、客観的な種の確定結果及び、観察地の記録により両生類爬虫類生息マップを作成します。また、写真が撮影できなかった記録や声のみの記録は参考記録として会で記録をしますので、調査票(ダウンロードページ)にご記入ください。

上記のようにまとめて報告する方法もありますが、見つけた度にSNSやメールで報告をすることも可能です。

また、両爬に関する史跡や地名の情報も集めています。蛇塚や、鎮魂碑、両爬に関する地名や史跡などの看板など、募集してみます。こういう物があるところには、両爬の数が多いかどうかなど見ていくのも面白いと思います。

その際、最低限必要な情報を付けてもらう必要がありますので、詳しくは実施の報告の流れを御覧ください。

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実施予定

3月 ハープソン開催を各種媒体でお知らせ(サイト、メール、手紙)
4月1日~9月15日 ハープソン期間開始、参加手続、希望者に図鑑貸与(先着5名)
9月30日 報告最終締め切り
10月 集計
11月 結果の速報発表
2025年1月 研究会大会(予定)にて表彰

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目的・期待効果

  • 目的

身の回りにいる爬虫類両生類に親しんでもらう機会を作る、道民の一般参加型イベントです。一方で、北海道各所の爬虫類・両生類の分布状況の調査とし、生息マップを作成調査の結果をまとめ、速報報告し、研究会大会でも発表します。
次年度以降 も継続を目指し、分布に関するデータベースを拡充し蓄積していく予定です。
データは報告書及びWeb(PDF)により一般に公開され、生物調査等の資料として活用可能な形とする予定です。

なお、2024年のハープソンの結果をまとめた報告書は、2021~2025年度の結果と合わせた5年分の結果で報告書を作成する方針です。

  • 期待効果

北海道における爬虫類・両生類についての啓発
道内の爬虫類・両生類の分布の解明(未確認部分を減らす)
道内の爬虫類・両生類が生息する環境を理解し、その環境を保つことにつなげる

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費用
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参考

ハープソンとは?

ハープソン(Herpthon)とは「ハープウォッチング(Herptiles watching)」と、マラソン(Marathon)とを合成して作られた造語中の造語です。野外に出て爬虫類や両生類を観察した結果をご報告いただき、集計して北海道の両生爬虫類の生息マップを作っていきます。

また、期間中で見ることができた種類数などを競い、優秀者には表彰を行うなどの競技的側面もあります。

※ハーペトン(Herpeton)とはギリシア語で「這うもの」を意味します。また、爬虫類や両生類の学問をHerpetologyと言います。

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注意事項
参考

ハープソンHokkaido 2024・現況

ハープソン開催時に皆さんでSNSで楽しめればと思い、下記のリンクを作りました。X(旧twitter)のハッシュタグ #herpthon を抽出したページです。

ハープソン実況

※ハッシュタグのスペル(つづり)を間違えますと表示されませんので、参加する場合はタグは正確に記入してください。

※参考
過年度に行われたハープソン Hokkaidoの実況のつぶやきも含めてまとめてあります。こちらからご覧ください。

販売について

2024.2.24追記:
販売を停止致します。ご容赦下さい。(いくつかはDL出来ます)
2月23日に、研究会の報告書やグッズを保管しているアパートが、隣室の失火により火災となりました。幸い、死亡者もなく、物的損害のみで済みました。消火に伴う濡れ、煤煙による汚れや臭いが保管物についてしまっているため販売を控えたいのと、しばらくは荷物の整理を行わなくてはならないので、販売はしばらく停止致します。ご理解を頂けましたら幸いです。

\\\\\\\\\\

北海道爬虫両棲類研究会が作成しているものには販売しているものがあります。販売物を購入する場合は、以下の項目を記入したメールを下記メールアドレスにメール、あるいは下記住所に郵便にてご連絡下さい。

  1. 販売を希望する商品名、個数
  2. 送付先の住所氏名
  3. 返信先のメールアドレス

連絡先はこちら。
(遅くとも2日以内にはご返信するようにしています。携帯電話のメールや迷惑メール対策等でメールが届かないことがあるようなので、2日以上経っても返信がない場合は設定の見直しをお願いいたします)

郵送で連絡を取る場合。

各販売物の購入の代金振込み先は以下のとおりです。振込手数料は、ご負担下さいますようお願いします。

furikomi
(クリックで拡大します)

なお、購入物は振込が確認され次第、発送に入ります。可能であれば、振込後にメールにてご連絡くださると幸いです。

現在の販売物一覧
報告書等冊子の送料は基本1冊¥210-、2冊以上は重さに合わせた実費。会員は送料半額です。残部情報は2024年3月26日現在の情報です。

※ダウンロード公開版はこちらから(DL版一覧ページ

  • 北海道爬虫両棲類研究報告
    (内容は各Volのリンクをクリックして下さい)

北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.008 (2021.3発行) ¥1500- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.007 (2020.3発行) ¥1500- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.006 (2019.1発行) ¥1500- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.005 (2018.1発行) ¥1500- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.004 (2016.4発行) ¥1200- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.003 (2015.4発行) ¥1200- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.002 (2014.7発行) ¥1500- 販売終了
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.001 (2013.2発行) ¥1500- 販売終了
↑「★」がついているものは、こちらからダウンロードできます

  • 北海道爬虫両棲類研究報告別冊

ハープソン Hokkaido2018-2020 結果報告書
 【別冊004】(2021.3発行) ¥300- 販売終了
ハープソン Hokkaido2015-2017 結果報告書
 【別冊003】(2018.1発行) ¥300- 販売終了
阿寒湖周辺の森と水辺の生き物たち
 【別冊002】(2016.4発行) ¥300- 販売終了
ハープソン Hokkaido2013 結果報告書
 【研究報告Vol.002内包版】(2014.7発行) 未売 販売終了
ハープソン Hokkaido2012 結果報告書
 【別冊001】(2013.2発行) ¥300-  販売終了
↑「★」がついているものは、こちらからダウンロードできます

  • コケコケカムイ(会誌) ダウンロードフリー

コケコケカムイ Vol.2 (2014.1発行)
コケコケカムイ Vol.1 (2012.10発行)

  • グッズ(送料は1つあたり¥210-を目安に、複数の場合は重さに合わせた実費)

一筆箋・丸山正樹デザイン ¥300- 販売終了
クリアファイル・ツク之助デザイン ¥250- 販売終了
ニホンマムシ根付(アクアプラント) ¥1200- 販売終了
コモチカナヘビ根付(アクアプラント) ¥1200- 販売終了
キタサンショウウオ根付(アクアプラント) ¥1200- 販売終了
ニホンアマガエル根付(アクアプラント) ¥1200- 販売終了
バンダナ・岡田善敬デザイン ¥1200- 販売終了

北海道爬虫両棲類研究会第11回大会

北海道爬虫両棲類研究会では下記の予定で,一般聴講も可能な基調講演、および会員が聴講可能な研究発表会を行います.北海道ならではの両生類や爬虫類の様々なお話,現状などをお伝えする会となっております。

基調講演には東海大学生物学部生物学科自然生態系研究室 准教授、鈴木大先生による「北海道に生息するツチガエルは外来種なのか」と北海道爬虫両棲類研究会副会長、徳田龍弘による「最近のトノサマガエルの分布拡大について」を開講いたします。

日時
2024年1月20日(土曜日)

場所
札幌市円山動物園・動物園センター内動物園プラザにて

10:00~10:10
開会あいさつ

10:10~10:40
基調講演:北海道に生息するツチガエルは外来種なのか
鈴木大先生(東海大学生物学部生物学科自然生態系研究室 准教授)

10:40~11:00
問題提起:最近のトノサマガエルの分布拡大について
徳田龍弘(北海道爬虫両棲類研究会・副会長)

11:00~11:30
質疑応答

12:00~12:30
北海道爬虫両棲類研究会の総会

13:00~15:00
研究発表(5枠程度)、ハープソン表彰を予定

申込み方法
発表には申し込みが必要ですが、観覧に関しては基本的には申し込みは必要なく、開催場所に直接来ていただければ聴講できますが、人数把握のため、こちらの連絡先まで参加表明を頂けると幸いです。

定員 40名程度

料金
参加無料です。(動物園入園料はご負担ください)

大会案内 (PDF
発表申し込み&会員委任状 (PDFDOCX
プログラム概要 (PDF)

研究発表題(当日に追加等の可能性あり)発表12分,質疑応答3分  発表者に○
決定次第、掲載いたします。発表希望者は2023年12月30日までにこちらの連絡先に発表申込を送って下さい。(併せ、大会案内もご閲覧お願い致します)
①シカが作る水場で繁殖する両生類たち / 〇松浦なる(北大・環境科学院)・岸田治(北大・北方圏FSC)
②ニホンカナヘビの形態(尾と腹部)/ 〇竹中践(東海大)
③トノサマ属の鳴き声録音データによる分布域の推定/〇小笠原安里(帯畜大)・中島直久(帯畜大)
④太陽光発電事業地内で確認されたキタサンショウウオの保全事例~移転による保全対策~/〇照井滋晴(PEG)
⑤一題追加の可能性あり
番外 ハープソン2023結果発表/〇徳田龍弘(北爬会)

追記:研究発表題を書き足しました(2024.1.12)

結果速報(ハープソン Hokkaido2023)

「ハープソン Hokkaido2023」の結果について報告速報版を発表いたします。

ハープソン Hokkaido2023 速報(PDF)

補助的にこちらもご覧になると調査エリアがわかると思います。
ハープソン 地区マップ(PDF)

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。また、各賞受賞の皆さま、おめでとうございます。調査以外の部分でも、お楽しみいただけていれば、私どもとしても大変嬉しく思います。

今回(2023)の結果は、2021~2025年の結果をまとめた、本報告書を2025年度末に作成する予定としておりますので、よろしくお願い致します。