発表演題(北海道爬虫両棲類研究大会)

2012年12月8~9日に開催される北海道爬虫両棲類研究大会で、
8日は特別講演やハープソン報告が行われますが、
9日午前には研究などについての発表会があります。

10:15~12:00(予定)の時間で6名による発表が行われます。

  • 野幌森林公園で確認されたアライグマ(Procyon lotor)による在来両生類の捕食(予報)
    堀繁久
    野幌森林公園で確認された、産卵期のエゾサンショウウオやエゾアカガエルの外来動物アライグマによる捕食についての発表です。本報は北海道爬虫両棲類研究報告書 Vol.1 に掲載の予定です。(10:15~30)
  • エゾサンショウウオの分布状況について
    佐藤孝則
    北海道に生息するエゾサンショウウオの分布の状況についての発表です(10:30~45)
  • 旭川市近郊でみられる国内外来種アズマヒキガエルの分布状況と防除活動の取り組み
    斎藤和範(旭川大学)・青田貴之(旭川市)・ビッキーズ・八谷和彦(北海道拓殖短大)・中川裕樹(北海道拓殖短大)
    外来動物であるアズマヒキガエルに対しての旭川市周辺での「ざりがに探偵団ビッキーズ」の取り組みについての発表です。(10:45~11:00)
  • ニホントカゲの名前の変遷(北海道版)
    徳田龍弘
    日本本土に広く分布するニホントカゲが2012年に2種に分割され、北海道のニホントカゲは「ヒガシニホントカゲ」として取り扱うこととなった。10年ほど前からの「ニホントカゲ」をめぐる名前や分類についてのまとめと説明。(※発表者はこの研究に直接関わっていないため、資料などを引用した概要的な説明になります)(11:00~15)
  • 北海道に侵入したトノサマガエルについて
    高井孝太郎
    北海道では移入種であるトノサマガエルについて、侵入起源・分布推移・在来種への影響について発表です。(11:15~30)
  • 釧路湿原に生息するキタサンショウウオの調査手法(仮)
    照井滋晴
    キタサンショウウオの調査を行う発表者による環境調査におけるサンショウウオ類の調査手法についての発表です。(11:30~45)

また、ポスター発表も1題掲示いたします。

  • 厚真町で発見されたエゾアカガエルの色素異常卵(予報)