結果速報(ハープソン Hokkaido2024)

「ハープソン Hokkaido 2024」結果速報版を公開します。

以下のリンクよりご覧ください:

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。また、各賞を受賞された皆さま、おめでとうございます。調査に加え、その他の活動もお楽しみいただけたのであれば、私どもとして大変嬉しく思います。

今回(2024年)の結果は、2021~2025年のデータを取りまとめた 「ハープソンHokkaido2021-2025 結果報告書」 にて、2025年度末の発行を予定しております。引き続き、よろしくお願いいたします。

阿寒湖周辺の森と水辺の生き物たち(WEB公開)

2014年に調査を行った、阿寒湖の生物調査の報告書、阿寒湖周辺の森と水辺の生きものたち(北海道爬虫両棲類研究報告別冊002)がWEB公開されました。

PDF版がこちらからダウンロードできます。(1~20ページ, 21~36ページ)
サイトの掲載用量と、ページ数の関係で、2部に分けてアップロードされていますのでご注意ください。

001‐表紙

北海道爬虫両棲類研究報告Vol.004(WEB公開)

当サイトにアップロードされた報告文等は、北海道爬虫両棲類研究会と著者に著作権があります。著者の承認を得て公開しておりますが、別のインターネット等の媒体に再アップロード、複写掲載等することはご遠慮ください。

報  文

1~10ページ
釧路湿原北部地域に分布する両生・爬虫類
佐藤孝則・中林成広
ダウンロード

11~14ページ
北海道深川市に生息するアズマヒキガエルBufo japonicus formosusの胃内容物
黒田啓太・八谷和彦
ダウンロード

15~16ページ
越冬前におけるエゾアカガエル(Rana pirica)食性の事例報告
高井孝太郎・山口貴司・金由貴子
ダウンロード

17~21ページ
ヒキガエルは産卵池にどのあたりからやって来るのか?-旭川市富沢での例- 産卵期以外の発見例と産卵池での出現方向
斎藤和範・ざりがに探偵団ビッキーズ
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短  報

22~23ページ
残雪環境で活動していたアオダイショウ
徳田龍弘・照井滋晴・吉川夏彦
ダウンロード

23~24ページ
エゾサンショウウオの越冬状況の記録
Records of hibernate situation of Ezo salamander (Hynobius retardatus
堀繁久
ダウンロード

東 北 枠

25~30ページ
福島県北東部における両生類と爬虫類
照井滋晴・徳田龍弘
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31~32ページ
福島県でのヤマカガシの防御行動及び擬死の観察について
徳田龍弘・照井滋晴
ダウンロード

大  会

基調講演要旨
野幌森林公園の両生類爬虫類と外来動物の話 堀繁久
最近の北海道の両爬に対する行政の動き 徳田龍弘・竹中践
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発表会要旨
エゾアカガエル幼生がアズマヒキガエル卵紐と共存する他の餌によって受ける影響の変化 上代紗央
屋内飼育における北海道産両生類の繁殖 本田直也
かご罠によるアズマヒキガエル捕獲法開発の試み 八谷和彦・佐藤隼太
旭川市における国内外来種アズマヒキガエルの市民活動による駆除事例 斎藤和範・ビッキーズ
宮島沼に侵入したトノサマガエルの分布 高井孝太郎・牛山克巳
融雪剤(Cacl2)がキタサンショウウオに与える影響 照井滋晴・長澤愛理・伊原禎雄
エゾアカガエル幼生に対するアズマヒキガエル卵紐及び幼生が及ぼす影響 中川大希
ダウンロード

ハープソンHokkaido 2024

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ハープソンHokkaido 以前から変わったところ

実施日
2024年4月1日(月)~9月15日(日)
(期間外記録は授賞の対象外の記録ですが、データとして大歓迎ですので、ぜひご投稿ください)

アオダイショウカップ開催!

北海道で私たちの身近な爬虫類や両生類を調べてみませんか?「ハープソン Hokkaido」は、全道一斉の爬虫類両生類の分布調査です。決められた期間で、個人またはグループでの観察情報を寄せていただき、生息マップをつくることを目的にしています。

この広い北海道では、爬虫類・両生類の分布状況がまだよくわかっていない地域もあります。皆さんが普段見かけている生き物でも、世に知られていない情報かもしれません。つまり皆さんの記録が、新しい発見になる可能性があるのです!自分の発見を、自分の中だけに埋もれさせずに、みんなの発見にしていきましょう!

ハープソン期間中に一番頑張った方やいい写真を撮影した方々には賞を用意しております。調査に参加してみたいという方、少しの記録でもかまいません!爬虫類・両生類をたくさん観察して競争したい方も、ご参加お待ちしております。

自分の発見をみんなの発見に!

開催期間中の現況リンクはこちらから見に行くことができます。

ハープソン予行演習の様子はこちらを参考にしてみて下さい。
ハープソン予行+最近のフィールド:Wild log 2012年の記事から)
※報告様式や報告方法などがこの時とは変わっているので一番下のリンクからルールや報告方法などを改めてご確認下さい。

参加に関して、事前申し込みは基本的に必要ありませんが、X(旧twitter)、Bluesky、FacebookなどのSNSで報告していきたい人は、アカウント名と参加者名とチーム名(参加者名)が結びつくよう、事前にメールでご連絡下さい

報告用などのダウンロードは以下から。
様式ダウンロードページ

要項(抄)

  • 実施日:4月1日~9月15日
  • 連絡先
    ハープソン Hokkaido 2024 についてのお問い合わせ、寄付はメールまたは郵送で以下にお願い致します

  • 方法
    道内の自分のフィールド、あるいは道内の好きなフィールドで期間内に爬虫類・両生類を観察・記録して、結果を北海道爬虫両棲類研究会に送ります。研究会はその結果を元に結果報告書を作成します。(本年度はまとめて報告の他に逐次報告する方法も可能とします)調査の成績等により各種の賞を用意しております。詳細はこちらをご参考下さい。
  • 締め切り
    申し込みについては、締め切りはありませんが、調査終了後の報告は期間終了後すみやかにお願い致します。最終報告期限は9月30日です。(研究会連絡先
  • パンフレットや様式のダウンロードこちら
  • 注意
    危険動物や、移動禁止の動物には注意して下さい。また調査する場所では土地所有者などとのトラブルが起きないよう注意して下さい。詳細はこちらです。
  • 助成は本年は申請しておりません
  • 協力はについては本年は協議中です

各項目の細かい点につきましては、下記のリンクからお読み下さい。

◎ハープソンHokkaido 2024トップ
参加申込・調査票用様式ダウンロード
ハープソンとは?
目的・期待効果
実施予定
調査・競技としてのルール
あまり爬虫類や両生類がわからない方へ
賞について
実施後の報告の流れ
費用
注意事項
参考

北海道爬虫両棲類研究報告Vol.003(WEB公開)

当サイトにアップロードされた報告文等は、北海道爬虫両棲類研究会と著者に著作権があります。著者の承認を得て公開しておりますが、別のインターネット等の媒体に再アップロード、複写掲載等することはご遠慮ください。

報  文

1~9ページ
阿寒国立公園阿寒地域における両棲爬虫類の生息状況
照井滋晴・徳田龍弘・斎藤和範・出村孝弘・伊原禎雄
ダウンロード

10~11ページ
北海道長沼町の水田に生息するニホンアマガエル(Hyla japonica)の食性
高井孝太郎
ダウンロード

12~16ページ
2014年におけるシロマダラ(Dinodon orientale)の調査報告
渡邊雅樹・本田直也・中島宏章・寺島淳一
ダウンロード

短  報

17~19ページ
湧水起源・河川水起源双方におけるエゾアカガエルの水中越冬事例報告
長谷川雅広
ダウンロード

19~20ページ
エゾアカガエルの秋鳴きと冬季の行動・体の変化の事例
徳田龍弘
ダウンロード

21~23ページ
2014年に石狩浜で発見されたタイマイと思われる個体の漂着
志賀健司
ダウンロード

23ページ
Errata(訂正):ニホンマムシの遠軽町と紋別市の生息確認について
徳田龍弘
ダウンロード

大  会

基調講演要旨
脅かされる爬虫・両生類 伊原禎雄
阿寒湖周辺地域爬虫類両棲類等の調査結果について 照井滋晴
円山動物園は虫類・両生類館デジタルガイドについて 野谷悦子
ダウンロード

発表会要旨
おススメの爬虫類展示施設 in タイ 照井滋晴
札幌近郊の池におけるエゾサンショウウオの成体の習性について 森さつき
池の水深はエゾサンショウウオの変態の進行に及ぼす環境要因か? 講神航
深川市に生息するアズマヒキガエルの胃内容物(予報) 黒田啓太・八谷和彦
地域と連携した環境保全ボランティアーひきがえるバスターズの活動記録ー(予報) 小野曜・八谷和彦
トカゲ釣りという遊びを研究に持って行けるか 徳田龍弘
ダウンロード

北海道爬虫両棲類研究報告 関係冊子ダウンロード

「北海道爬虫両棲類研究報告」(Bulletin of amphibians and reptiles in Hokkaido)の過去発行分の公開を行っています。

基本は、発行した研究報告のバックナンバーのうち、北海道爬虫両棲類研究会の在庫が尽きてから1年経過した号を公開していきます。
また、Vol.9はWEB先行公開(会員のみ)となっております。

Online edition : ISSN 2433-4286
冊子版: ISSN 2433-4278

★北海道爬虫両棲類研究報告
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.009 2022発行・2022オンライン公開(会員のみ)
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.004 2016発行・2024オンライン公開(フリー)
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.003 2015発行・2024オンライン公開(フリー)
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.002 2014発行・2022オンライン公開(フリー)
北海道爬虫両棲類研究報告 Vol.001 2013発行・2016オンライン公開(フリー)

★北海道爬虫両棲類研究報告別冊
阿寒湖周辺の森と水辺の生き物たち(別冊002)2015発行・2024オンライン公開(フリー)
ハープソン Hokkaido2013 結果報告書(研究報告 Vol.002内包) 2014発行・2022オンライン公開(フリー)
ハープソン Hokkaido2012 結果報告書(別冊001)2012発行・2014オンライン公開(フリー)

印刷版はこちらから

ハープソンHokkaido 以前から変わったところ

ハープソンのルールは、やや複雑なので、説明がいろいろ多岐にわたって難しくて申し訳ありません。

今回のハープソン(2024)の、以前と違うところの要点をお知らせいたします。

・期間が長くなりました
例年は4月中旬~8月中旬の期間としてきましたが、今年は4月1日~9月中旬まで期間を拡げてみました。これによって報告は増えるでしょうか…?

・アオダイショウカップ開催
一昨年の「ニホンカナへビ賞」、去年の「エゾサンショウウオ賞」に続き、「アオダイ賞」を設けます。これは、アオダイショウの生息地の確認促進のため、アオダイショウをより多くのエリアで確認した方に贈る賞です。今後は毎年対象種を変えて行く予定です。大事なことなのでもう一度。2024年度は「アオダイショウ」が対象です!

・報告書の作成頻度
昨年以前は、2014-2017年度、2018-2020年度と3年毎にまとめた報告書を作成してきましたが、2021年度からは5年間のデータ蓄積を行い、2025年度にまとめた報告書を作成します。

・ハープソンマップ様式の更新がされました(2021年~)
様式ダウンロードのページからダウンロードできます。

・2018年以降の仕様
*ハープソンと連携している、札幌市の行う「さっぽろ生き物探し」は例年いろいろな生き物を対象に行う市民調査型の調査で、札幌市内を1km×1kmのマス(3次メッシュ)に区切ったエリアごとに確認された生き物のデータを取っています。ハープソンの公表エリア(10km×10kmの2次メッシュ)より詳細な調査となります。札幌市内で「さっぽろ生き物探し」の期間内に両生類を見つかった場合は「さっぽろ生き物探し」にも3次メッシュデータがある場合は3次メッシュで情報提供いたします。

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参加申込・調査票用様式ダウンロード
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ハープソンパンフレット・様式ダウンロード(2024)

ハープソン Hokkaido 2024 のパンフレット、及び様式のダウンロードページです。印刷してご利用ください。

  • 地図(表裏)(PDFファイル・A3に最適化、A4でも印刷可能)
    ダウンロード(PDF

ハープソンマップ2021

ハープソンマップ2021裏

  • 写真・音声ファイルデータの送付方法について
    ダウンロード(PDF版)

参加申込は必要ありません。結果を直接報告いただくことでエントリーとなります。(X(旧twitter)やBluesky、Facebookでのご参加の場合は事前に下記にご連絡下さい)

調査票はハープソン実施当日以降に、調査票に確認した種名とメッシュ(地図の掲載された番号)を記入し、結果表事務局に、メールか郵送でご送付ください(締め切りは9月30日)
(詳しくは実施後の報告の流れを参考にして下さい)

送付先
メールまたは郵送で以下にお願い致します

Mail→

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◆参加申込・調査票用様式ダウンロード
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注意事項

  • 注意(安全上の注意等ありますので、しっかり読んでください)
  • ※新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの感染拡大に気を付けてください。
  • このイベントは保険がかけられておりません!
    各参加者は、事故や怪我などに十分注意して参加してください。特に動物との接触や自然災害等には配慮が必要です。個人で保険に加入を希望される場合は、一日保険や個人加入型スポーツ保険などがありますので、スケジュールなどを考慮して、ご自身で選択してください。
  • ニホンマムシを見つけた場合は捕獲などせず、観察にとどめてください。ニホンマムシを都道府県知事の許可無く保管すると違法行為になりますので、気をつけてください。また、ニホンマムシは毒蛇ですので、十分に注意してください。もちろん許可なく飼育することもできません。(動愛法による規制
  • 種によっては地域指定の天然記念物もあります。(例:釧路市及び標茶町のキタサンショウウオ)これらの種の観察の場合、採集したり環境の改変などを行うと違法行為になりますので、十分に注意してください。
  • キタサンショウウオは特定第二種希少野生動植物種に選定されています。個人飼育のための捕獲はできますが、販売等を目的とした捕獲等は禁止されています。(種の保存法による規制)しかし、そもそもキタサンショウウオは、上記の通り天然記念物となっている地域がありますので、その地域では個人飼育目的であっても捕獲は禁止されます。
  • 外来生物の取扱いにも注意して下さい。ウシガエルは特定外来生物で、生きたまま移動・飼育・別の場所に放逐すると罰則の対象となります。ただし、その場での捕獲観察は可能です。またアカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)は条件付特定外来生物で、放逐が禁止されています。(例:外来生物法による規制
    また北海道ではトノサマガエル、トウキョウダルマガエル、アズマヒキガエル、チョウセンスズガエル、ニホントカゲ(西日本産)の放逐が禁じられています。捕獲・飼育はしても良いのですが、それを別の場所に放逐すると罰則の対象となります。(北海道生物の多様性の保全等に関する条例による規制)また北海道ブルーリストに挙げられる外来動物の生息地を拡大させないようにするため、動物を元いた場所から別の場所に放さないようにしましょう。(外来生物でなくても、捕まえた場所以外に放すのはやめましょう)
  • 多くの場所には土地の所有者がいます(例:田んぼや山など)。立ち入りによる所有者とのトラブルを避けるため、観察は人の迷惑が掛からないよう気を付けて行ってください。

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費用

参加費用は無料です。

調査に伴う交通費や写真代・事務局への郵送代などは参加の各チームで負担をお願いします。

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